海遊びや旅行のとき、子どもがよく聞くのが
海ってなんでしょっぱいの?
という疑問。
大人は知っているつもりでも、いざ説明するとなると
どう答えれば分かりやすいかな?
と迷うテーマのひとつです。
ここでは、
・子どもに伝わるやさしい会話例
・シンプルな科学説明
・親向けの深い補足(科学+哲学)
をまとめて紹介します。
子どもの好奇心を受け止める

海ってなんでしょっぱいの? 水なのにしょっぱいの変だよね。

いいところに気づいたね。どうしてだろうって思う気持ちが、とても大事なんだよ。

だって川はしょっぱくないのに、海だけしょっぱいよ?

そうだね。じゃあ一緒に考えてみようか。
まずは疑問そのものを肯定するのが第一歩。
やさしい科学説明例

なんで海だけしょっぱいの?

海の中にはね、塩やいろんな“目に見えない小さなつぶ”が溶けているんだよ。

つぶ?

うん。雨が山や土にふると、土や石の中の成分がちょっとずつ水に混ざるんだ。それが川になって流れて、最後は海に集まるんだよ。

川が運んでるんだ!

そう。海はとても広いから、長い時間かけて塩がたまって、しょっぱくなったんだね
さらに深掘りする会話例

じゃあ、なんで川はしょっぱくないの?

川はずっと流れているからね、塩がたまらないんだよ。海みたいに“とどまる場所”じゃないんだ。

へぇ〜、じゃあ海って大きなプールみたいだね。

そうそう。プールに何か入れたらたまっていくのと同じだね。
心の成長につながる会話例

海ってすごいんだね。

うん。海は地球にとって、とても大事な場所なんだよ。
いろんなものを受け止めてくれて、たくさんの生き物が暮らしているんだ。

だから広いんだね。

そうだね。世界にはまだまだ知らないことがたくさんあるよ。
【親向け】科学的な補足
海がしょっぱい理由は、主に以下の2つです。
● ① 海水には塩化ナトリウム(塩)が含まれている
これは岩石や土壌が雨に溶かされ、川を通じて海に運ばれるため。
● ② 海は水が蒸発しても塩は残る
太陽の熱で海水が蒸発すると“水”だけが空へ上がり、
塩分は海に残る → 少しずつ濃くなる。
● ③ 地球が誕生した初期から続く「長い時間の蓄積」
海のしょっぱさは一朝一夕ではなく、
数十億年分の積み重ねの結果 です。
子どもには難しい部分ですが、
親が理解しておくと説明がスムーズになります。
【親向け】哲学的な補足
海のしょっぱさは、科学的には説明できますが、
哲学的にはこんな見方もできます。
- しょっぱさは「地球の記憶」
- 海は、雨・川・大地・風など自然すべてのつながりの結果
- 海水の成分は“地球の歴史の積み重ね”
- 絶えず変化しながらも失われないものが「しょっぱさ」
子どもが
どうして?
と尋ねるのは、
世界を理解しようとする最初の哲学 でもあります。
最後に伝えたい事

海がしょっぱいのはね、長い時間をかけて地球が作ってきた味なんだよ。
○○(子供の名前)がどう感じるかも、とても大事なんだよ。
海の話は、自然へ興味を広げるきっかけになります。


コメント