夜空の星を見ながら、子どもがふと
「ねぇ、世界ってどうやって始まったの?」
と質問してくることがあります。
これは、子どもの“考える力”が大きく育ち始めたサイン。
しかしテーマが壮大なだけに、親としてどう答えればいいか迷うことも多いはず。
この記事では、
・シンプルでやさしい親子の会話
・子どもでも理解できる科学の話
・親向けの哲学・宇宙論の補足
をまとめて紹介します。
子どもの驚きや不思議を受け止める

ねぇ、世界ってどうやって始まったの? いつできたの?

いい質問だね。世界の始まりは、ずーっと昔の人たちも考えてきたんだよ。

昔の人も?

うん。それくらい大きくて大切な“ふしぎ”なんだね。
まずは 「その疑問はすばらしいよ」 と伝えることが大切です。
やさしい科学の説明例

世界ってどうやってできたの?

科学の考え方ではね、“ビッグバン”っていう大きなエネルギーの広がりから始まったと言われているよ。

ビッグバン?

うん。すごーく小さくてぎゅっと詰まっていた世界が、急にぶわーっと広がったんだよ。

風船みたいに?

そうそう! 風船をふくらませるみたいに、宇宙がどんどん広がっていったんだね。
難しい説明をしなくても、
「小さい → 広がる」 の流れだけで十分です。
どうして始まったの?という深い質問への会話例

なんで広がったの?

そこがね、科学でもまだ全部は分かっていないところなんだ。
“なぜ始まったのか”は、世界の大きななぞなんだよ。

科学でもわからないの?

うん。でも研究している人がたくさんいて、少しずつ分かってきているよ。
「わからないことがある」という事実を
やさしく伝えると、子どもは安心して考えられます。
子どもと一緒に想像する会話例

広がる前の宇宙ってどうなってたの?

そこはね、人によっていろんな想像があるんだよ。
“なにもなかった”と考える人もいるし、
“別の世界があった”と考える人もいるんだ。

へぇ〜! ぱぱままはどう思う?

ぱぱままは別の世界があった方がわくわくするなって思うよ!
「考える楽しさ」を感じられる会話を大切に。
【親向け】科学的な補足:ビッグバン宇宙論の簡易まとめ
科学的には、宇宙の始まりは 約138億年前 とされます。
主なポイント:
- 宇宙は“点のように小さい状態”から急激に膨張した
- それが「ビッグバン」と呼ばれる
- 膨張は今も続いている
- 宇宙背景放射という“ビッグバンの名残”が観測されている
ただし、
「なぜ起きたのか」「その前はあったのか」
は現在も研究途中です。
親が背景を知っていると、子どもの追加質問にも落ち着いて対応できます。
【親向け】哲学的補足:世界の始まりは“永遠の問い”
世界の始まりに関する問いは、哲学や宗教の世界でも古代から考えられてきました。
哲学的視点では:
- 「始まりとは何か」を問い続けることに意味がある
- 世界は“時間”が始まった瞬間に生まれたとする考え
- “世界には始まりも終わりもない”という考え
- 「なぜ存在するのか?」は最も深い哲学的問いのひとつ
つまり、
答えがひとつに決まらないからこそ“深く考える価値があるテーマ” なのです。
子どもがこの質問をするのは、
世界を理解しようとする力が大きく育っている証拠です。
最後に伝えたい事
「世界の始まりにはいろんな考え方があるんだよ。大切なのは“こうかな?”って○○が考えることなんだよ。」
不確かなものを恐れず、
考えることを楽しむ姿勢が育ちます。


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